愛本 iBook
Sep 29, 1999 HST(Hawaii Standard Time)
英語版システムで日本語の表示と入力
iBookにインストールされているシステム、及び付属のシステムCDには、英語版MacOS 8.6 ( for iBook ) が入っています。デフォルトのままでは日本語の表示すら出来ません。この iBook は妻のメール用に購入した物なので、まだ発売して無い Mac OS 9 日本語版が手元に届く前も、日本語の入力と表示を出来る様にしておかねばなりません(それも特に使っている時に難しい事考えなくてもいい程度に)。さぁやってみるか。
- まず iBook Install CD から Mac OS Install を使って Multilingual Internet Access をインストールします。
- ブラウザの設定(Netscape Communicator を使ってます)で Japanese font に日本語フォントを指定して、View メニューの Character Set に Japanese (Auto-Detect) を指定します。
- ここまでの段階でブラウザでも日本語が表示出来る様になりました。
- Control Panel の Appearance を開いて、Fonts タブの中にある Views Font に Osaka を指定します。
- これでファインダー上で日本語のファイル名が表示出来る様になりました。
- ただし、上記 Fonts タブ内にある Large System Font / Small System Font のメニューには Osaka がリストされない為に、システムフォントに日本語フォントが指定出来ません。これを可能にするにはおそらくシステムのリソースに手を入れる必要があるでしょうが、どうせ Mac OS 9 までのつなぎなので、ここでは無視する事にします。
- 不具合としては、ウィンドウのタイトルに日本語がある場合化けます( Charcoal フォントで表示しているから)。
- ここまででまがりなりにも日本語の表示は出来る様になりました。しかし日本語の入力はどうやれば可能になるのでしょう。
- とりあえず駄目もとで、PowerBook G3 に入っている日本語版 Mac OS 8.6 ( Font Update ) から、日本語入力に必要そうなファイルをコピーしてみる事にします。ざっと見た所全て機能拡張フォルダの中にあるものだけです。
- インライン追加機能
- Apple 日本語辞書フォルダの中身全て
- キーボードライブラリ(必要かどうか不明)
- ことえり
- ことえり辞書ツール(辞書を編集しないのなら必要無いのかも)
- 言語解析ライブラリ(必要かどうか不明)
- 日本語解析プラグイン(必要かどうか不明)
- 以上のファイルを System Folder の Extentions に入れてリスタートしてみました。右上のスクリプトメニュー内にことえりが表示される様になったので恐る恐る選んでみました。するとことえりのポップアップパネルが表示され、えんぴつメニューの中の項目もしっかり出てきます。試しに Simple Text で日本語を入力してみると、あっけないくらいに簡単に日本語の入力が出来ました。
- 今の所の不具合としては、Date & Time で US フォーマットの設定をしているにも関わらず Finder の日付けフォーマットが何故か日本語になってしまいます。正確に言うと「昨日」「今日」の表示の部分だけは何故か US フォーマットになります。思いきってファインダーは日本語版に入れ替えちゃおうか。いやそうすると多分 Finder のメニューが全部化けちゃうな。
Sep 29, 1999 HST(Hawaii Standard Time) 夜
ScriptSwitcher8 で無事プライマリスクリプトを日本語に出来ました。前の文節の日本語スクリプトうんぬんはSystemフォルダを英語システムから開いてみたけど無かったので無視しましたが不具合は無いです。
Oct 8, 1999 HST(Hawaii Standard Time) 昼
しかしこんなトリッキーな事をしなくても、Mac OS 9 からは各国語版とも、それぞれのフォントと共にその言語の入力プログラムも付いて来るそうですね。(でも英語システム上では「ことえり」じゃなくて「kotoeri」とかいう名前になっているのかな。日本語システム上でハングルがkoreanとしか表示してないみたいに)
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