90年代デジカル雑誌特集

こんな事をやっているからちっとも片付かない :-(

WIRED創刊準備号
今月号で休刊となるWIRED日本版の創刊準備号(1994年8月1日発行)。創刊準備号ってのは基本的には広告を取る為のサンプル誌だから、主に代理店とかに回って、市販はされない。これを持っているのはその代理店勤めをしている後輩のイミダス竹山くんから貰ったから。
ご存じの通り、最初はサイバー(笑)なメッセージに溢れるサイバー野郎向け雑誌だったのが見る見るビジネス雑誌になっていってしまいましたね。
同朋舎出版
CAPE-X創刊号CAPE-X休刊号
CAPE-Xの創刊号(1995年7月号)と休刊号(1996年5月号)。
いやもう、いきなり「没入!VR」ですよ。時代が忍ばれますね。「JM」とかこの頃でしたっけ(笑)?
「CAPE-X2」とリニューアルした誌面には一応「デジタルライフ情報誌」と銘打たれてます。
アスキー
DIGITAL BOY創刊号DIGITAL BOY休刊号
デジタルカルチャーと言えばこの人、高城剛(イタタ……)を表紙に持って来た創刊号は1995年8月号。コンピュータ&デジタルライフ情報誌だそうです。休刊は1996年7月号。大体この頃のこういう雑誌は1年くらいしか続きませんでした。勿論、創刊号と休刊号だけ持ってるわけじゃなくて全号揃ってます。
毎日コミュニケーションズ
CV創刊号
この雑誌、リニューアルしてこの「CV」という誌名になる前は「CHAT BOY」という名前で、ちょっとエッチ系入ったパソ通雑誌だったんです。リニューアル後の「CV」のキャッチは「デジタル時代を疾走するクロス・オーバー・マガジン」。この新創刊は1996年7月号。
しかし「チャット・ボーイ」なら「CB」だろう、というツッコミを入れた人、甘い(笑)。一応新創刊の際に説明が入っていて、「Chat = おしゃべり → Communication → Contents/Voy = スペイン語でGOの意味 → Voice → Vision」という訳で「Contents of Vision → CV」という、凄いんだか凄くないんだか良く判らないネーミング。
薬害エイズ裁判で有名な川田龍平君の連載があったりして、これまた凄いんだか凄くないんだか良く判らない。良く判らないままリニューアル3号で休刊。
さくら出版
RESET創刊号
判らないといえば判らないのがこの雑誌「RESET」。創刊号とは書いておらず「Vol.0.00」という番号が付いてて何月号なのか良く判りませんが1995年9月5日発行です。
RESET協力BBSというのが9局ほどあって(中には aqua-net とか GAINAX-NET とかが含まれている)、それらの BBS のログを載せただけのコーナーも結構あります。
結局これ 0.00 以外の号って出てたんでしょうか?
毎日新聞社
INTERNET magazine創刊準備号INTERNET magazine創刊号
今もあるインターネットマガジンの創刊準備号(1994年7月27日発行)と創刊号(1994年10月号)。最初の数号は季刊、その次に隔月刊となって、最終的に月刊誌になりました。創刊準備号の説明はWIREDの所でした通り。入手経路も全く同じ。
インプレス
DE創刊号
1997年2月1日発行の「DE」創刊号。季刊。「ネットワークコンピュータ時代のデジタルエンターテイメントを探る!」だそうです。
アスキーのこの手の雑誌には欠かせないスタパ齋藤氏の連載なんかもあります。これってまだ出てるの?
アスキー
PC DECO創刊号
「パソコン・デジタル・コンテンツ総合誌」の「PC DECO」創刊号(1997年1月号)。
この辺になるともう創刊号から数号買うだけでお腹一杯って感じで買ってない。っていうか書くのに飽きて来ました(笑)
インプレス
デジスピ創刊号
ビッグコミックスピリッツ増刊のデジスピ創刊号(1996年5月号)。この頃から「気まぐれコンセプト」にもデジタルネタが出てくる様になりましたな。
まだ3号しか出てないはずだけど、マイクロソフトの、というかビルゲイツの立身出世漫画、この先どうなるんでしょうか(笑)
小学館
GAME SPA!創刊号
週刊SPA!の増刊のゲームスパ創刊号。1997年1月1日発行とあります。
これも3号程出たっきりの様な気がするけど、SPA!本誌がまだ健在だし、今年はDCも発売されるしPS2ネタもあるだろうしで、また発行されるン違う?
扶桑社
ED創刊号Channel9
ソニー・マガジンズの場合、同じ様なスタッフの同じ様な本が誌名をコロコロと変えて出てくるので、どれが創刊号とは言えないか。
まぁとにかく「デジタルヒーローズ」という誌名に見えるが実際は「ED」という名前の創刊号は1993年7月30日発行。マリオとソニックを企業文化まで掘り下げながら特集したりしているのはいいとして、何故か後半は「YMO特集」があったりする。まだ再結成の話が出る前だよね。
「Channel 9」の方は1997年1月発行。実は「ED」とは全く関係ない雑誌。
ソニー・マガジンズ
ゲーム批評創刊号ゲーム会議創刊号
さて、出ましたゲーム批評とゲーム会議。創刊号はそれぞれ1994年秋号と1995年夏号。
キャッチコピーとは裏腹に志の低いゲーム批評を出版するマイクロデザイン出版は大昔はスクウェアの広告も扱っていたんだって。編集長が「流行批評」に異動になるからってんで、ある事ない事書き逃げしていった「スクウェア幻想の真実」なんて号もあったネ。
マイクロデザイン出版局/新紀元社
ユーズド・ゲームズ創刊号
まだ続いてますこの雑誌。創刊号は1996年夏号で、創刊後の数号は今と違って版形が大きかった。
最近の誌面ではやっぱり中古ソフト問題について扱っていたりするのだろうか。
マイクロデザイン出版局
COMIC GON!創刊号
うんと最近だね。創刊号は1997年11月5日発行。この号には「めいたんていカゲマン」掲載。
ミリオン出版
BTRON CLUB NEWS創刊号
番外編(笑) しかも80年代じゃねーか。これが今の TRONWARE の元になった?(お、そういえば TRONWARE の創刊号持ってるぞ)
BTRON Club 事務局
HYPER DIME創刊号
DIME が出した別冊、HYPER DIME の創刊号。1991年1月号。まだバブルの余韻が残っているのか、崩壊直前か、とにかく、ボディコンですよ、ボデコン。まあ、DIME が商品よりも一緒に写るモデルの方に命を懸けている(笑)のは昔っからという訳です。当時はミスコンのページなんかもありました。編集部が選んだのは2番の娘、みたいな。
小学館
A-ONE創刊号
1992年夏。ファミ通初?の別冊がなんとアスキー版ポパイ。水玉螢之丞さんの「天使の鼻眼鏡」がグー。恋愛指南漫画です。

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